【一歩一歩春が近づいている気配を感じる今日この頃。これからは天気図を読んで行動しましょう!】
プジョー湘南藤沢のブログをご覧の皆様こんにちは、ブログ担当の渡辺でございます。
先週の春一番、今週の初めには春二番が吹き、一番より風が強かった感じでした。自宅近くにある海岸線の
サイクリングロードにはビーチから大量の砂が飛来して普段チャリンコで波乗りに行くサーファーや
ジョギングをしている人にとっては迷惑な話だったらしいです。そんな春を感じさせる今日この頃ですが、
ここ最近多い「春の嵐」についてちょいと説明を致します。今回の画像はTenki.jpから拝借した2月20日
15時のものです。青森から宮﨑付近にかけて寒冷前線があり、寒冷前線の南側では南風が前線に向かって
吹き込みます。確かにここ藤沢でも20日の15時前は強烈な南風が吹いておりました。
次に・・・
同じ日(2月20日)の午後21時ではご覧の天気図になっております。本州から南下した寒冷前線を
確認出来るのですが、この時点では本州全体が縦縞模様の等圧線が確認出来ます。この等圧線の間隔が
狭ければ狭いほど風が強くなるのです。また、寒冷前線の北側では北風が吹き込み、午後3時の時点では
猛烈な南風から6時間後の午後21時は北風に変わり、それも結構強く吹きこむのです。
これからの時期、暖かくなると海にはサーフィンをする人が多くなり、スキー場ではGW近くまで滑走
出来るスキー場もあります。特にスキー場では寒冷前線が通過する時には猛烈な風によってリフトを運休する
可能性がありますし、前線通過後は一気に冬型の気圧配置となり北風が強くなり、場合によっては前方が
見えない「ホワイトアウト」になる可能性もあります。実際に2月21日の群馬県にある「川場スキー場」
では「ホワイトアウト状態」で来客もほとんどなかったとのことでした。
これからは「晴れ」「曇り」「雨」「雪」だけではなく、天気図を読んで行動する事で未然に事故防止
にも役立つと思いますよ。
プジョー湘南藤沢
渡辺 秀司