【皆さん、車検時などでブレーキパッドの交換を勧められた事があると思うのですが・・・】
プジョー湘南藤沢のブログをご覧の皆様こんにちは、ブログ担当の渡辺でございます。
先日当店舗をご利用のお客様とお話しをしており、以前に所有していた他ブランドのサービスに関する件で
1時間以上話し込んでしまいました。その内容をお聴きすると車検でディーラーに依頼した後に整備が必要な
部位があったそうです。車検は3年目なので、1回目の車検となり走行距離は2万キロ弱だったようです。
担当者から指摘があったのはブレーキパットとディスクローターの交換が必要で、フロント・リヤ全部の
交換が必要との事だったしいです。
そこでお客様はブレーキパットの残量を聞くと担当者は「残り5ミリなので、交換が必要」との事。
では、新品のブレーキパットは何ミリなのか?と聞くと・・・明確な答えがなく、とにかく交換が必要の
一点張りだったそうです。
そこで、皆さまにご案内です。おおよそ新品のフロントブレーキパットは約12ミリ(画像参照)となり、
上の画像はリヤパットで、新品のブレーキパット残量は約11ミリとなっております。
・・・と言うことは、このお客様の使用方法だとフロントのブレーキパット残量が残り5ミリだとすれば、
約7ミリ使用した事になり、2,857キロ走って約1ミリ減る計算になります。従って残り5ミリと言う事は
あと約14,285キロ走れる計算になり、この方の使用方法だと3年で約2万キロだと1年で約6,666キロとなる
ので、もちろん生活環境が変わり走行パターンに変化がない限り、3年目の時点ではブレーキパットの交換
は必要がなかった事になるのです。
ブレーキパットの減り方は高速道路をメインに使用する方と街中で使用する方では減り方が違いますが、
今回お伝えしたように、【フロントパットの新品は約12ミリ】【リヤパットの新品は約11ミリ】と覚えて
いれば、残り残量からおおよその使用可能距離が算出できるので、是非覚えておいて下さい。
プジョー湘南藤沢
渡辺 秀司